From Tokyo Afterschool Summoners
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Official Japanese
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23の異世界のひとつティルナノグの漁夫王フィッシャーキングの持つ、2つの「権能」の塊。
それは、聖槍と聖杯の「神器」に宿れる「枯渇」と「豊穣」が対となったものである。
生命に死を告げる力と、そして死より生命を芽吹かせる力。
槍は尊き血の犠牲を求め、流れたそれを杯が受け止めることにより、「復活」の奇跡が顕現する。
だが、それらをフィッシャーキング1人が持つことは、この東京の「ゲーム」の成立にいくつかの不具合を引き起こす。
たとえばそれは、閉鎖領域における事象の巻き戻しによる「復活」と同等の結果をもたらし得る事実である。
このゲームには、「時の大逆流」以外の手段で蘇生してはいけない対象が存在するからだ。
そのため、フィッシャーキングは「ゲーム」を破綻させる存在として、虚無の地平に封印されてしまっている。
ただし、これはあくまで「組み合わせによりもたらされる不具合」でしかない。
その組み合わせを入れ替えることによって、これらの「権能」を東京に持ち込むことは理論的に可能である。
フィッシャーキングの心を動かすのは、立派な騎士と手を組み合わせ、共に長い旅路を歩む者の姿。
彼は、幼い頃からずっと騎士の冒険譚に焦がれていたかつての自分にその光景を重ねるだろう。
故郷にてある日、フィッシャーキングは聖槍にて癒えぬ傷を負い、ただ聖杯を探索する騎士の帰還を待つだけの身となった。
だがもしかしたら自分にも、憧れの騎士様と共に旅に出る可能性があったかもしれないのだ。
なお、この漁夫王の姿は、そのひ孫たるガラハドという男にうり二つであるらしい。
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Notes
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The stories and information posted here are artistic works of fiction and falsehood. Only a fool would take anything posted here as fact.
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